ダイヤモンドはどうやって選ぶ?

ダイヤモンドの美しさや価値を決定づけるのは、国際基準で決められている4つの重要な要素、カラット、クラリティ、カラー、そしてカットです。

これらの要素を理解し、適切に選択することは、ダイヤモンドを購入する際の肝要なポイントです。ここでは、ダイヤモンドの4Cについて詳しく見ていきましょう。

Carat(カラット):重さ・大きさ
カラットは、ダイヤモンドの重さを表します。一般的に、カラットが大きくなるほど、ダイヤモンドの価値は高まりますが、それに比例して価格も上昇します。ダイヤモンドのカラットを選ぶ際には、予算とバランスを考えることが重要です。また、カラットだけでなく、クオリティやカットとのバランスも考慮しましょう。

ダイヤモンドの重さの基準であるカラット(carat)は、1カラットにつき200mg(0.2g)と定義されています。

Clarity(クラリティ):透明度
クラリティはダイヤモンドの透明度を表します。クラリティが高いほどダイヤモンドは透明度が高く、美しく輝きます。

天然のダイヤモンドは炭素が強烈な熱と地球深部の圧力にさらされて作られます。その過程でインクルージョンと呼ばれる内包物はダイヤモンドの価値を下げる要因ですが、適切なカットや設計によって目立たなくすることができます。
クラリティは6段階にわかれていますが、そのうちいくつかはさらに細分化されているため、全部で以下のような11のランクに分類されます。

Color(カラー):色の品質
カラーはダイヤモンドの色合いを示します。色の評価はマスターストーンと呼ばれる無色の基準石をもとに判定されます。

グレードはDからZの23段階に分かれており、Dに近くなるほど無色透明で価値が高く反対にZに近くなるほど黄色みが強くなるため価値が下がりますが、イエローダイヤモンド中でも鮮やかな発色、イエローダイヤモンドの最高峰カナリーダイヤモンドやピンクやブルーの希少なダイヤモンドは高く評価されることもあります。

Cut(カット):プロポーション・形状
カットはダイヤモンドの形状や輝きを決定します。唯一、人の作業の出来栄えによって評価が変ってくる項目です。最も多くのダイヤモンドに施されているのがラウンド・ブリリアントカットになりますが、これは、 数学者でありダイヤモンドカットの職人でもあったトルコフスキー・マーセル氏がダイヤモンドの反射・屈折率といった光学的特性を理論的に見いだし58面のラウンド・ブリリアントカットを編み出しました。

グレードは最高ランクのExcellent(EX)以下、VERYGOOD(VG)、GOOD(G)、FAIR(F)、POOR(P)の5段階に分類されます。

ダイヤモンドは永遠の輝きを持つ宝石です。ダイヤモンドの4Cを理解することは、慎重に選ぶことで、一生の思い出に残るお客様の理想にぴったりの一品をお選びください。わからないことがありましたら信頼できるジュエリーショップや専門家のアドバイスを活用してみてください。 Bijonirsにもお気軽にお問い合わせください。